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それは人との出会い同様・楽器との出会い(ヴィオラ・ダ・ガンバ編)

  • 執筆者の写真: 秀平 武澤
    秀平 武澤
  • 2019年9月15日
  • 読了時間: 3分

皆様こんにちは。台風の被害が各地で心配されていますが、皆様の地域はご無事でしょうか?

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

千葉県の被害が多く報告されていますが、神奈川県鎌倉市でも、一部の地域で停電が続き、神社に温水シャワーが設置されているようです。

一刻も早く復旧しますように、心よりお祈り申し上げます。


今回は楽器との出会い、ヴィオラ・ダ・ガンバ編です。

なぜはじめにヴィオラ・ダ・ガンバをテーマにしたのかといいますと、7月に某テレビ番組でヴィオラ・ダ・ガンバが紹介されたこともあって、近頃はヴィオラ・ダ・ガンバの生徒さんのお問い合わせが続いておりました。

ですがこのヴィオラ・ダ・ガンバ、やはり始めるとなると先ずは楽器の手配をしなければなりませんが、決して安いものではありません。

中国製のかなり安価なモデルもないことはないのですが、講師としては例えビギナーだとしても安価すぎるものは避けたいもの。しかしモダン楽器のように量産されているものではないので、手に入れるのも一苦労なのです。


講師の私たち自身はオランダ在住時代、ヴィオラ・ダ・ガンバを探す為にフランス、イギリス、そしてオランダ国内を北から南まで旅に出ました。

フランスへの旅は順調(パリの地下鉄が究極的に恐怖だったのは除きますが)、オランダの北の街に住む職人を訪ねた時は帰りに電車が止まり、二時間半で帰れるところが9時間かかりました。そしてイギリスに行った時は大雪に見舞われ、帰りの飛行機が飛ばず二日間缶詰状態となりました。

オランダでの電車遅延は本当に骨が折れましたが、イギリスはまさかの自由時間を得たので、まるで絵本に出てくるかのようなイギリスの小さな村までドライブに行きました。

トラブルも旅の醍醐味と捉えるしかないですね。

結局どこで私たちが楽器を見つけたのかというと、なんと住んでいたオランダのハーグ市内にある弦楽器屋さんでした(笑)。これには笑うしかありませんでしたが、出会いとは不思議なものです。


お教室の話に戻りますと、楽器を購入したいという生徒さんの条件を元に探し始める訳ですが、やはり条件にピッタリのものを見つけるのはなかなか難しいものです。

正直それでは見つからないかも、、、と思いながら探し続けるのですが、なんとお教室の新しい生徒さん3人は、3人ともまさにドンピシャなタイミングで、それぞれの条件にピッタリな楽器が目の前に現れたのです!もうびっくりといいますか、それぞれご縁で繋がれていたのでしょう。


これから新しい楽器を始めるのに、楽器の手配を心配されていらっしゃる方も多いかと思いますが、このような例も参考にしていただき、先ずは一度ご相談ください。


それでは今回も文章だけとなってしまいましたが、最後に私たちが見つけたヴィオラ・ダ・ガンバの写真を。


7月に行われた戸頭でのソロコンサートより、音出し中の一コマ




 
 
 

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