みなさまこんばんは。
ご無沙汰してしまい大変失礼致しました。
季節も移り変わり、生徒さんをお迎えする外アプローチと家のリビングはすっかりクリスマスモードになりました。
私事ではありますが、二週間前に第三子が産まれまして、音楽家両親と三人年子の五人家族となりました。
産後の経過も問題なく、先週からポップスの演奏会のリハーサルは始まり、今日はレッスンを再開し、来週は産後初の本番です。
こうして音楽を続けることができるのは、助けて下さる方々のご協力のおかげ以外の何物でもありません。
そして母の練習時間を許してくれる小さな子供たちの大きな心がなければ、音楽を続けることはできません。
今回のブログタイトルの通り、私自身の今現在ある大きな目標は、
来月に控えている19世紀フルートによるリサイタルです。
この企画は実は一年以上前からあたためてきたものであり、
共演頂くギタリストの岡本拓也さんとは長いスパンでリハーサルを重ねてきました。
勝手なリサーチなので確証はないのですが、
19世紀フルートだけでリサイタルが行われるのはほとんど類をみないかと思われます。
それも、ギターもフルートも、19世紀当時使用されていたオリジナル楽器による演奏会です。
それだけ珍しいものを自分が演奏するときは、それなりの緊張、責任を感じます。
一年という期間があったとはいえ、出産という大イベントがあったとはいえ、
それらを言い訳にすることはできず、
演奏会にお越し下さったお客様に200%以上ご満足いただけるような音色と音楽をお届けしなくていけません。
自分の練習環境という意味では一番厳しい状況ですが、
個人的には人生において一番自由な良い音が出せている気がします。不思議なものですね。
そのような音が出せていると音楽のアイデアも当たり前に湧いてくるのでなんの苦労もありません。
作曲家の意志をしっかりと汲み取れていれば良いのですが。
芸術の秋、クリスマスシーズンで生徒さんもそれぞれ本番を控えていらっしゃいます。
生徒さんと切磋琢磨しつつ、
年末まであっという間に駆け巡りたいと思います!
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